トイレの空気【ガラっと】変わる!面倒臭がりも続くトイレ掃除のやり方

公開日

2018年10月05日

更新日

2019年10月10日

いまさら聞けない基本のトイレ掃除

「トイレ掃除って毎日した方がいいの?」
「自分のやっている掃除の仕方が正しいかどうかが分からない…」

トイレ掃除なんて汚れを落とせばいいんでしょ?とは思いつつ
「正しいトイレ掃除のやり方は?」と、疑問を抱いている人は意外と多いんです。

「誰かから教わらないとできない」というワケではなく「正しい方法が分からない」ってことなんですよね

こんにちは!ハウスクリーニングのプロ あらのすけ です!
今回は効率的なトイレ掃除のやり方と、トイレ掃除の頻度をご紹介します。

トイレのことを知れば、すがすがしいトイレを維持できますよ!

トイレ掃除の「基本」を知ろう!

キレイなところを先にふきます

トイレ掃除は「上から順に、ふき掃除」が基本です。
汚れていないところから順に、ふき掃除をしていきましょう。

ブラシで汚れをこすり落とすイメージが強いトイレ掃除ですが、過度なブラシがけは便器を傷つけ、さらなる汚れをよんでしまいます。
目立った汚れがない日々のお手入れは、拭き掃除で十分なんです。

さっそく毎日のトイレ掃除方法をみていきましょう!

毎日のトイレ掃除で必要なもの2つ

お家のトイレ掃除で準備するものはたった2つでいいんです。

  1. トイレットペーパー
  2. スプレータイプの洗剤

「ブラシでこすらなきゃ…」と気負ってしまうと、お掃除はだんだん嫌になってしまうもの。
たった2つのアイテムでも、トイレ掃除のコツさえつかめばキレイを保つことができますよ!

【実践】らくらくトイレ掃除をやってみよう!

1、かわいたトイレットペーパーで、ペーパーホルダーをふく

ホコリがたまりやすい場所は、濡れたものでふくとよけいにホコリを目立たせてしまいます。
からぶきでホコリを取りのぞきましょう。

トイレットペーパーでペーパーホルダーをふく

2、水受けのところのからぶき

こちらもホコリがたまりやすいポイントですので、からぶきしましょう。

水受けも乾拭きする

3、ここからスプレー使用!フタをふく

拭いたあとの汚れ

フタをふく

4、便座をふく

便座をふく

5、便座の裏側も忘れずに

便座の裏側も忘れずにふく

6、便座をあげて、フチをしっかりふきあげる

フチを挟むようにしっかりふきあげる

日々のお手入れはこれでOK!
3日も続けると空気がすがすがしく感じてきますよ。
ぜひ試してみてくださいね!

その他の【ちょっと気になるトイレの汚れ】

・便器にちょっと付いてしまった大の汚れ

こすらなくても大丈夫。
洗剤をスプレーし上からトイレットペーパーをかぶせてつけ置きすると、次にトイレを流した時にスルッと落ちてくれますよ!

・床や壁の汚れ

意外と盲点ですが、汚れがつきやすい場所です。
特に男性がいる家庭では、尿のとびちりで床も壁も汚れます。
床や壁の掃除には「トイレ用のお掃除シート」がオススメ。
しっかりしているので、ヨレることなく最後までふき切ることができますよ!

トイレ掃除は毎日やったほうがいいの?

キレイなトイレ

トイレ掃除は、毎日やったほうが良いです。
ササっとふき掃除をすることで汚れも防止できるので、お掃除がどんどんラクになっていきます。

ゴシゴシ…とこする掃除は大変ですが、サッとふくだけなら10秒程度しかかかりません。
尿石や黒ずみ予防にもなり、臭いも軽減できますよ!

あると便利なトイレ掃除グッズ3選

1、スクラビングバブル

トイレの中で一番雑菌がいる場所は、実はトイレブラシなんです。
キレイにしたつもりでも、雑菌だらけのトイレブラシで汚れを広げている可能性があります。
流せるトイレブラシなら、清潔を保てるのでオススメです!

2、ラバーカップ

トイレのつまりは、いつも突然におとずれます。
「トイレに行きたいのに、つまってる!!!」と、苦しい思いをしないために準備しておくと安心です。

3、ブルーレットおくだけ

このブルーレット、使うたびに便器がコーティングされていくって知っていましたか?
汚れも落ちやすく、黒ずみもつきにくくなります。
長く愛されるには理由があるんですね。

実はあなどれない!100均のトイレ掃除グッズ

最近の100均は、使えるお掃除道具がいっぱいあります。
その中でも、トイレ掃除に使えるグッズをご紹介しますね!

1、すきまワイパー

隙間らくらくハンディワイパー

シートを巻き付けて使います

ワイパーがめっちゃ曲がるので隙間も楽に掃除できます

手が入らなくてあきらめていた、すきま掃除が楽しくなります!

トイレの裏にもとどきます

2、トイレ用すきまブラシ

すきま用トイレクリーナー

基本つけ置き洗いをオススメしていますが、どうしても落ちないポイントは細かく洗えるブラシを用意します。

便器のフチの裏側に当ててこすります

100均なので使い捨てでも安いし、衛生的で良いですよね!

しっかり掃除したいなら!汚れ別トイレ掃除方法

トイレクリーナーを吹き付けて掃除

掃除の基本は、汚れに合わせた洗剤を選ぶこと。
それだけでビックリするほど汚れがおちるんです。

トイレの汚れ別に、掃除方法をみていきましょう!

「黒」「ピンク」の汚れはアルカリ洗剤でつけ置き

トイレクリーナーのドメスト

黒やピンクの汚れは「カビ」が原因です。
酵母やカビは酸性の汚れ。
アルカリ性の洗剤で撃退しましょう!

黒ずみのお掃除方法は<トイレの黒ずみ【ガッツリ落とす】汚れや水垢の原因とカンタン掃除法>でご紹介しておりますので、参考にしてみてください。

「黄色」「茶色」の汚れは酸性洗剤でつけ置き

トイレに酸性洗剤を使う

黄色や茶色の汚れが便器についていたら、それは尿石汚れ。
尿石はアルカリ性の汚れなので、酸性の洗剤で中和させて落とします。

トイレの汚れは、つけ置き掃除が基本。
【実はカンタン】トイレの尿石を撃退!黄ばみ対策と日々の掃除法とは>で詳しい掃除方法を取り上げていますので、のぞいてみてくださいね。

それでも落ちないガンコな尿石汚れを無理にタワシでこすると、便器が傷ついてしまいます。
みんなのハウスクリーニングをはじめとするトイレクリーニングの業者に頼んだほうが無難です。

トイレ掃除に重曹とクエン酸は使える?

重曹とクエン酸

エコ洗剤として、何かと話題の重曹とクエン酸。
重曹はアルカリ性、クエン酸は酸性なので、汚れ別にトイレ掃除をがんばりたい時に役立つアイテムです。

色々なお掃除に活躍するこの神アイテム。
しかしトイレ掃除となると、ちょっと注意が必要です。

スプレーボトルは「つまり」に注意!

重曹もクエン酸も乾くと結晶化します。
便器に薬剤が残っていると、結晶化して固まり、さらなる汚れをよんでしまうことも。

またスプレーボトルに作り置きすることをオススメしている情報もありますが、こちらも要注意。
季節や気候によってはスプレーの出口で固まってしまい、結局スプレーボトルごと捨てるハメになります

かんたんなトイレ掃除なら市販のスプレーが便利

こまめに使えてプチプラなトイレ洗剤はたくさん出ているんです。
エコ意識が強いワケでないのなら、こうした洗剤の活用がオススメ。
香りもさまざまなので、自分好みの洗剤を探してくださいね!

トイレ掃除ってどのぐらいの頻度でやればいい?

自分のことは分かっていても、人はどうやっているのか気になるもの。
家のトイレ掃除は基準がない分、後回しになりがちです。

毎日のトイレ掃除はササっと。
しっかり汚れを落とすなら月1回のつけ置き掃除がオススメです!

トイレットペーパーでの掃除だけでも、雑菌が減少するという研究をした大学もあります。
やっぱりこまめな掃除は必要なんです。
誰だって臭いトイレより、キレイなトイレの方が良いですよね。

ゴシゴシこすらなくても、キレイになるトイレ掃除を実践しましょう!

まとめ

トイレ掃除でキレイなトイレを保つ

いかがでしたか?
トイレ掃除のポイントは3つ。

  1. こまめに、ササッと毎日掃除
  2. しっかり掃除は、汚れに合わせて洗剤を選ぶ
  3. どうしても落ちない汚れは【みんなのハウスクリーニング】をはじめとるすトイレクリーニング業者へ!

この3つのポイントを抑えておけば、あなたはトイレ掃除の達人かも。
あなたの家のトイレが爽やかな空気に包まれることを願っています!

トイレの豆知識