ベタベタの油汚れ【超簡単】なキッチン掃除のコツ!油汚れの予防法とは?
公開日
2018年09月12日
更新日
2019年10月10日
「換気扇が油汚れでベットベト…」
「キッチンの油汚れって、掃除してもすぐベタベタになって困る!」
毎日使う台所。
油汚れを気にしていたら、お料理はできません。
しかしお掃除する手間が増えてしまうのは、大きな悩みですよね。
キッチン周りの掃除をおろそかにしていたせいで、コンロ周辺の油汚れが酷い……あぁ……引っ越すときに掃除大変になるからちゃんとしとかないといけないのに……
— ゴリラ (@Na_Ki_Ta) 2018年9月6日
はげたけど、ベトベトしてるよりいいや。不織布カバーで見えないし。換気扇の羽もベトベトだよー。やらないとなあ。
— Mistral (@love_provence) 2018年8月17日
みなさんが悩んでいる「キッチンのベトベト」の原因は、油が酸化する事にあるんです。キッチンの油汚れは放置すると、酸化して固まります。固まってしまうと、コチコチで落ちにくくなり掃除が大変になったり、塗装がハゲたり…と大変な事に。
こんにちは!ハウスクリーニングのプロ、あらのすけです。お掃除の中でも、キッチンの油汚れはやっかいですよね。今回はベトベトの油汚れがサッパリ落ちる方法を、プロの目線からご紹介していきます!
換気扇の塗装がハゲてしまう前に。キッチンをピカピカにする方法と、油汚れの予防法をご紹介します!
目次
すぐに試せる!油汚れを落とす方法2種
油汚れの掃除の基本はうかせて取る!
つけ置きかラップをして、油をうかせるとスルリと落ちてくれるんです。しかしホコリが混ざっている油汚れや、固くなっている油汚れの場合、洗剤で落とす前にある程度汚れを取りのぞく必要があります。
いろいろなお掃除方法がありますが、今回は時短でラクにできる油汚れ撃退法をご紹介しますね!
ガンコなキッチンの油汚れを落とす前の下準備
キッチンペーパーや、不要な布で汚れをこそげ落とします。固まった汚れがあると洗剤が浸透せず、つけ置きの意味がなくなってしまうんです。
洗剤の効果を十分に発揮させるため、目立つ汚れは事前に取り除いておきましょう。
1:換気扇とコンロはつけ置きで時短!オキシクリーン
何かと話題のオキシクリーン。
「まだ試した事ない!」という方は、この機会にぜひ試してみてください。
五徳や魚焼きグリルなどコンロの備品、換気扇のフィルターやパーツなどはつけ置きでキレイにしましょう!
<手順>
- ① 付属スプーンの軽量にしたがって分量を決める
- ② 40〜60℃のお湯をはり溶かす
- ③ つけ置きしたいものを入れ1時間つけ置き
- ④ 最後に汚れをこすり取ってすすぐ
洗濯やその他のお掃除でも大活躍のオキシクリーン。
いろいろ使えるので、オキシクリーンの公式サイトを見ながら活用しててくださいね!
2:ペーパータオルラップで汚れを浮かして取る!
コンロ本体や換気扇のカバーなどは取り外しができません。
そういう時は、キッチンの油汚れ用スプレーとペーパータオルを使います。
汚れの上からラップをして、うかせて取りましょう!
<手順>
- ① 汚れに直接スプレーする
- ② 上からペーパータオルをかぶせる
- ③ ペーパータオルがズレないよう、上からもう一度スプレーする
- ④ 1時間程度放置する
- ⑤ ペーパータオルごと汚れをこそげ落として、水拭きする
汚れがひどい時は、その上からラップをすると効果的。乾燥を防ぎ、洗剤の浸透を助けてくれます!
キッチンの油汚れが落ちにくい原因は?
ズバリこまめに掃除をしないから!
油汚れを放置すると
- ① 油が酸化する
- ② 油が固くなる
- ③ 酸化が進んで塗装が浮く
- ④ 換気扇フィルターなどの塗装がハゲる
と、油が進化していってしまいます。
油の酸化スピードは、油の種類や気温にもよりますが10日〜1ヶ月程度で完全に酸化します(参照:論文参照サイトJSTAGE)
つまり最低でも10日に1回はキッチンの油汚れを掃除しておけば「塗装がハゲた!」という最悪の自体は防げそうですね。
どうして油汚れってたまるの?
油汚れがたまる原因は、空気中に舞ってしまうから。
油は高温になるほど分子が小さくなり、空気中に溶け込みやすくなります。(参照:論文参照サイトJSTAGE)
空気の流れの乗っているうちにホコリとくっついてしまい、それがキッチン周りで落ちます。
ですので、油汚れはホコリと一緒にベタベタになっていることが多いんです。
目に見えるぐらいの大きさになっている頃には酸化も進んでおり、ホコリと一緒になることで落ちにくい…という悪循環になるわけです。
重曹って本当に油汚れが落ちるの?
TVや雑誌で何かと話題の重曹掃除。
「キッチンの油汚れにも効く!」と、よく聞きますが真実はどうなのでしょうか?
【キッチンの油汚れが落ちにくい原因は?】の項目でもお話しした通り油汚れは酸性です。
対して重曹は弱アルカリ性。
アルカリ性が強い洗剤でお掃除した方が、時間も早くキレイに落ちるんです。
キッチンの油汚れがゴッソリ落ちる洗剤はどれ!?
どうせ使うなら、手に入りやすく日常使いしやすい洗剤がいいですよね。
ここではクチコミをふまえて、油汚れに効く洗剤をご紹介します!
油汚れ用マジックリンすげー…
— emuren (@emurenMRz) 2018年8月21日
*年モノのコンロにこびり付いた油が30分程度で綺麗になくなった
価格も手頃で、スーパーでも手に入りやすい洗剤です。
ペーパータオルラップの掃除で使用する場合、たっぷり使えるコスパもがうれしいですね!
おはざます!
— コツキミヤ 9/21はぴごら,9/23パフォデ,11/18ゆこそ (@miyakotuki) 2018年8月28日
最近朝起きたら、少しずつ台所の床を徹底的に綺麗にするのがマイブーム☆
「なまはげ」ほんと油汚れがごっそり落ちて気持ちいい(^q^)
なまはげ、半端ない‼️
掃除したとことしてないとこの床の色が違いすぎるw
明日はどこやろうかなー♪
今日も元気ににゃっつらおーよーー\(^o^)/ pic.twitter.com/cmJMK3ngrk
ひそかなブームの油汚れ用洗剤「なまはげ」。ちょっとお高いですが、その洗浄力はお墨付き。ガンコな油汚れに、一度は試して欲しい洗剤です!
【保存版】キッチンの油汚れを予防する方法
予防する方法はただひとつ。
酸化する前に拭き取ってしまえばいいんです!
せっかく時間をかけてキッチンの油汚れを落としても、台所は毎日使うものですから結局また汚くなってしまいますよね。
ベトベト…ガチガチ…な油汚れになってしまう前に、毎日の習慣にひとてま加えてピカピカなキッチンを維持しましょう!
毎日30秒でOK!ちょこっと掃除
毎日ササッと拭き掃除するなら、強いアルカリ性の洗剤は不要です。
ササっと掃除にはセスキスプレーがおすすめ。
汚れも軽度なので、本当にスルスル落ちますよ。
<準備するもの>
- スプレーボトル
- セスキ炭酸ソーダ
- キッチンペーパーか不要な布
<セスキスプレーの作り方>
- ① 水かぬるま湯、500mlを用意。
- ② 小さじ1杯のセスキ炭酸ソーダ入れ、よく溶かす
<使い方>
コンロやキッチン周りの壁にひと吹きして、拭き取ります。夜ご飯をつくり終わったあと、まだキッチンが温かいうちに掃除するのがポイント!油汚れがスルッと落ちますよ。
やけどに注意しながらササっと掃除してくださいね。
まとめ
キッチンの油汚れを掃除したい!と思ったら
- 基本はつけ置きと覚えておく
- 汚れをためないように毎日30秒のササッと掃除
この3つのポイントに気をつけて、お掃除してみてくださいね。
それでも隅の方に汚れがたまり、気付かぬうちにベタベタになってしまうことは、どうしても避けられません。やはり1年に1度は、プロのハウスクリーニングにお願いした方が、汚れもたまりにくくなります。
みんなのハウスクリーニングでは、キッチンクリーニングをはじめ、換気扇もお掃除可能です!
あなたのキッチンがピカピカになることを願っています♪
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