輝きを取り戻す!キッチンタイルを目地までピカピカにする方法
公開日
2021年03月24日
更新日
2021年03月24日
「ウチのキッチンはかわいいタイル張り!でもお掃除がたいへん・・・」
「目地の汚れが気になる・・・これって取れないのかな?」
タイル張りのキッチンってすごくカワイイですよね。まるでカフェのようなおしゃれなキッチンでお料理をするとテンションが上がりますし、なんだか美味しいお料理ができそうです。
そんな素敵なタイル張りのキッチンですが!大変なのがお掃除ですよね・・・。お悩みの方も多いようで・・・
タイルの目地、気になりますよね。一回バスルームのタイルの目地を濃い青色にしたんです。
— こんちゃま (@allinfunlove) 2018年9月18日
汚れが目立たないように。
やっぱり汚れるよね
タイルの目地?白い部分の汚れはどうやって落とすのかを知りたい。 #美の壷
— ニャンコセンセイ (@akiko_march) 2018年9月9日
目地はどうしたって汚れてしまいますし、汚れたタイルをどのようにお掃除したらいいのか迷ってしまいますよね・・・。
みなさんこんにちは、みんなのハウスクリーニングのあらのすけです。今日はキッチンタイルを簡単にお掃除する方法や、キレイに保つコツを紹介しますよ!ちなみに私はアライグマです!
この記事では
- キッチンタイルや目地にたまった汚れの簡単なお掃除方
- ふだんのお掃除方法
- タイルが汚れにくくなる便利グッズ
を紹介していきます。
ぜひこの記事を読んで、ピカピカでおしゃれなキッチンにしてくださいね!では参りましょう。
目次
- 1.輝きを取り戻す!キッチンタイルお掃除の基本
- 準備するもの
- 1.お湯でタイルを水拭きする
- 2.スポンジに中性洗剤をつけて擦る
- 3.油汚れ洗剤または重曹水でパックする
- 4.ラップをして20〜30分放置する
- 5.ラップとキッチンペーパーを外す
- 6.仕上げの水拭き
1.輝きを取り戻す!キッチンタイルお掃除の基本
では早速、キッチンタイルのお掃除方法を紹介していきましょう。まずはタイル表面の汚れを重点的に落としていきます。目地の汚れも気になるところだとは思いますが、タイルの印象は面積の多いタイル部分で決まります。掃除していきましょう。
タイルの表面はツルッとしていることが多いので、実はお掃除はしやすいんです。汚れが溜まったタイルも、このお掃除をするとキレイになるはずですよ。
お伝えした通り、この方法はタイル表面を重点的にお掃除するものですが、目地の軽い汚れも落とすことができます。硬くなってしまった油汚れなど目地のしつこい汚れが気になるときは、目地を狙い撃ちするお掃除方法も紹介しているので見てみてくださいね!
準備するもの
では始めていきましょう。
まずは下の道具、洗剤を準備します。
・ふきん
ホコリなどを拭くので、使い古したもので大丈夫です。
・キッチン用中性洗剤
食器を洗っている、いつもの洗剤で大丈夫です。
・スポンジ
※ここから下のものは必要に応じて準備してください
・油汚れ用洗剤(油汚れマジックリンを紹介)
または重曹油汚れ用洗剤は大変強力です。小さなお子様やペットがいて、強い洗剤を使うのが心配な時は重曹を使いましょう。
・手袋
・キッチンペーパー
・ラップ
1.お湯でタイルを水拭きする
まずはふきんを使って、タイルをお湯で水拭きしましょう。ほこりや食品のカス、固まる前の油などはこの水拭きで大体落ちるはずです。
2.スポンジに中性洗剤をつけて擦る
次に水拭きだけでは落ちない、しつこい汚れを落としていきましょう。スポンジにキッチン用中性洗剤をつけ、タイルを擦っていきます。
ここまでのお掃除で、表面の汚れは大体落ちているはずです。落ちていない汚れは、油汚れ用の洗剤や、重曹の力を借りて落としていきましょう。
3.油汚れ洗剤または重曹水でパックする
油汚れ用洗剤はとっても強力です。使う時は忘れずに手袋をしましょう。
小さなお子様やペットがいる方には重曹水がおすすめです。重曹は食品にも使われるものなので、万が一手についたりしても安心ですよ。
なぜ重曹?と思われるかもしれませんが、油汚れに重曹はとってもよく効くんです。油汚れは酸性なので、アルカリ性である重曹で中和させると、汚れを落としやすくなりますよ。
重曹水の作り方はとっても簡単。スプレーボトルに水400mlと重曹大さじ3〜5杯(45g〜75g)入れて振るだけです。この油汚れはかなりしつこそうだ!というときは、重曹を多めに入れましょう。
話は逸れますが、重曹水スプレーは多めに作っても色々なことに使えるので大丈夫ですよ。ゴミ箱や靴のニオイをおさえたり、コンロ周りの油汚れを掃除したり、カーテンの匂いを除去したりと家庭内で幅広く活躍してくれます。
では、パックしていきましょう。洗剤が垂れることがあるので、タイルの下に物があるときは移動しておいてくださいね。
汚れが気になるところにキッチンペーパーを当て、油汚れ洗剤(または重曹水)を吹き付けていきます。同じ要領で全体を覆っていきましょう。
4.ラップをして20〜30分放置する
洗剤や重曹水が乾かないようにラップをしていきます。ラップがタイルにくっつきにくい場合は、テープなどでとめておきましょう。全体を覆えたら、そのまま20分〜30分放置します。
5.ラップとキッチンペーパーを外す
さて、20〜30分たったらまずはラップを外し、その後キッチンペーパーを剥がしていきましょう。その時、剥がしながら擦ると面白いように汚れが落ちますよ。ここまできたらもう少しです!
6.仕上げの水拭き
最後にふきんを使い、お湯で水拭きして仕上げましょう。洗剤や重曹が残っていると、ピカピカになったタイルに白い筋が残ってしまいます。念入りに、最低でも2回は水拭きするようにしましょう。
さあ、綺麗になったのではないでしょうか?タイルがピカピカになるとキッチン全体が明るくなって気持ちがいいですね!
次は目地のお掃除方法を紹介していきます。
2.汚れを狙い撃ち!白い目地はこうして取り戻そう
ここでは目地のお掃除方法を紹介していきます。タイルの表面に比べ、目地はお掃除がしにくいのでちょっとコツが必要なんです。
では早速紹介していきましょう。
準備するもの
・塩素系洗剤 または 重曹ペースト(重曹3に対して水1を混ぜて作ります)
塩素系洗剤は扱いやすい下のようなスプレータイプがオススメです。
・ゴム手袋
・ラップ
・ふきん
・キッチンペーパー
・古歯ブラシ
塩素系漂白剤を使う時はここに注意!
手順を説明する前に、まずは注意点を説明します。
塩素系の漂白剤を使うときは、以下の3点を必ず守ってお掃除してください。
- しっかり換気する。窓を開け、換気扇を使う。
- 必ずゴム手袋をする。
- 絶対に酸性の洗剤と混ぜない。
注意点は大丈夫でしょうか?
では、目地の掃除をしていきましょう!
1.塩素系漂白剤、または重曹ペーストで気になる箇所を覆う
汚れが気になる部分にキッチンペーパーをあて、塩素系漂白剤をふきつけていきます。塩素系漂白剤を使いたくない方は、代わりに重曹ペーストを直接、目地に塗り込んでいきましょう。ただし、もし目地にカビが生えてしまっている場合は塩素系漂白剤を使ってしっかりカビを除菌した方がよいかと思います。
2.ラップをして30分間放置する
漂白剤または重曹ペーストが乾かないよう、ラップをかけていきます。ラップが落ちてしまうときは、テープなどで貼り付けておきましょう。全体にかえれたら、そのまま30分放置します。
3.キッチンペーパーとラップをはがし、ブラシでこする
30分たったらラップとキッチンペーパーを外していきましょう。目地についていた汚れが浮いてきているはずです。まだしつこく残っている汚れがあれば、歯ブラシでこすって落としていきましょう。
4.水拭きで拭いて仕上げる
最後に水拭きして仕上げましょう。洗剤や重曹を拭き取るように、お湯で水拭きしていきます。洗剤が残っているとせっかくキレイにしたタイルに白い筋が残ってしまうので、念入りに拭き上げて完成です。
目地の着色には補修ペンを使う
汚れそのものはキレイになっても、調味料やカビの色が目地に着色してしまい、汚く見えてしまうことがあります。
そんな時は補修ペンを使いましょう。
使い方は簡単で、着色が気になるところを白く塗りつぶすだけ。簡単にキレイな目地を取り戻すことができます。
ただし一つ注意点があります。もし目地にカビが生えていたときは、塩素系漂白剤などでしっかりカビを殺してから塗らないと、補修材を突き破ってまたすぐにカビが生えてしまいます。
キレイな目地を長持ちさせるためにも、しっかりカビを殺してから補修するようにしてくださいね。
3.キレイなキッチンをキープ!毎日のお掃除方法と便利グッズを紹介
お掃除ができたら、キレイでオシャレなキッチンをキープしていきましょう。ここでは日常的に行いたいお掃除方法や、タイルが汚れにくくなる便利グッズを紹介していきます。
こまめな掃除で汚れをためない
キッチンの汚れ、特に油汚れは放置すればするほどしつこく、落ちにくくなります。しつこくなる前にさっと拭き、「よしやるぞ!」と気合いを入れなければいけないような掃除は減らしていきましょう。
基本は先に紹介した通り、お湯で水拭きです。それだけ?と思われるかもしれませんが、汚れてすぐに拭けば、これだけでも充分キレイになります。
また、揚げ物や炒め物をして油汚れが激しい時や、油が固まってしまった時は油汚れシートで拭き取るか、先に説明した重曹水スプレーをかけて拭き取りましょう。
とにかく汚れがしつこくなる前に落とすのが大事です。
「わかっているんだけど、面倒なんだよね・・・」
そんな方もご安心を。汚れがつくのを防ぐ便利グッズを使って、タイルが汚れないようにしましょう。
アルミガードで油はねを防ぐ
油汚れの原因の多くは、炒め物や揚げ物をした時の油はねです。アルミガードでコンロをガードすれば、タイルに油が付着するのを防ぐことができます。汚れたアルミガードは油汚れシートなどでさっと拭いておけばOKですし、使わないときはしまっておけるので、おしゃれさを損なうこともありませんよ。
透明シートで汚れの付着を防ぐ
タイルに汚れがつかないようにするグッズはたくさんありますが、その多くはせっかくのタイル張りの雰囲気を損なうものばかり。せっかくかわいいタイル張りにしたんだから、おしゃれな雰囲気を楽しみたいですよね。
そんな方にオススメなのが透明シートです。タイルに貼るだけで雰囲気を損なうことなく、汚れから守ることができます。シートは簡単に拭き取れますし、汚れが激しくなってきても張り替えるだけでOKなので楽チンですよ!
目地をろうそくコーティングしてカビを防ぐ
目地のカビ対策に、意外と効果があるのがこの方法。カビをキレイに殺菌した目地にろうそくを塗りこむ、という簡単な方法です。
なぜロウがカビ対策になるのか、疑問に思いますよね。ご存知の通り、水分や湿気のあるところにカビは生えます。ロウはその水分を弾くので、目地に水分がつきにくくなり、カビが生えにくい目地にすることができるんです。
やり方は簡単で、市販のローソクをクリクリと目地に塗り込むだけ。簡単ですが効果は絶大ですよ。
キッチンのほか、お風呂のタイルにもぜひお試しください!
4.どうしても汚れが落ちないときはプロにお願いしよう
さて、ここまでタイルのお掃除方法を紹介してきましたがいかがでしたか?
「思っていたよりも簡単そうだけど、でもやっぱり時間がないし面倒!!」
うーんそうですよね。日々忙しい中、道具や洗剤を揃えてタイルのお掃除をするのはなかなか大変です。キッチンは毎日使う場所ですし、掃除する時間を見つけるのも難しいですよね。
そんな毎日忙しく頑張っている方におすすめしたいのが、プロのキッチンクリーニングです。タイルの汚れだけでなく、キッチン全体がピカピカになるんですよ!
料金は、1〜2時間のお掃除で8,000〜20,000円前後が相場
「たしかにプロにお願いしたらピカピカになるし楽だよね…でもお高いんでしょう?」
はい、気になるところですよね。
プロにキッチンのお掃除をお願いした時の清掃時間と料金の相場は、
清掃時間:1時間〜2時間
料金:8,000〜20,000円
となっています。
料金に1万円程の開きがありますが、これはお掃除の対象範囲に違いがあるためです。注文する時はよ〜く対象範囲を確認してくださいね。
また、相場に比べてあまりにも安すぎる価格を付けている業者さんにも注意が必要です。対象範囲の説明がないまま2〜3箇所ちゃちゃっとやって終わりだった!全く汚れが落ちていなくて結局違う業者さんにお願いした・・・
というお話もよく聞きます。プロににお掃除をお願いする際は、
- お掃除対象範囲
- 価格
- 信頼性
の三点で考えて選ぶとよいですよ。
みんなのハウスクリーニングはワンランク上のお掃除で8,800円〜
みんなのハウスクリーニングのキッチンのお掃除は、ワンランク上の品質、相場通りのお値段で
8,800円〜
でご提供しております。
お掃除の対象範囲は、
- コンロ
- 調理台
- シンク
- 蛇口
- 排水溝
- 壁面
- 戸棚表面
- 床
となっています。
汚れの気になる換気扇などは、オプションで承っていますよ。
高い!と思われるかもしれませんが、タイルをはじめキッチン全体をお掃除するのにかかる時間や労力、洗剤や道具を準備する手間や時間を考えると、プロにお任せしてしまった方が楽、と考えることもできます。
キッチンの汚れは放置すればするほどしつこく、不衛生に、見た目も気持ち悪くなってしまいます。
「自分でやろうと思っていたけど、もうまとめて全部お願いしてしまいたい!」そんな方はぜひ、プロのお掃除を考えてみましょう。
私が言うのもなんですがお客様に安心してもらえるサービスになっていますよ
まとめ
今回はキッチンのタイルのお掃除方法を紹介してきました。いかがでしたか?
ここでもう一度、お掃除方法をおさらいしておきましょう。
基本のお掃除
- お湯で表面を水拭きする
- 中性洗剤をつけてスポンジで擦る
- 落ちない汚れがあれば油汚れ用洗剤か、重曹で20分〜30分パックする
- 念入りに水拭きする
目地のお掃除
- 塩素系漂白剤または重曹ペーストで30分パックする。
- 汚れが落ちていなければ歯ブラシでこする
- 念入りに水拭きする
- 着色していたら補修ペンで塗りつぶす
でしたね。また、汚さない工夫も大事でした。汚れたらすぐに拭き取ること、油が跳ねないように便利グッズを使うのもおすすめでした。
タイルだけでなくキッチン全体の汚れが気になるときはプロにお願いするのも手ですよ!ぜひこの記事を参考に、ピカピカのおしゃれなキッチンにしてくださいね。
みなさんのお家のキッチンが、気持ちよくお料理できるキッチンになることを祈っています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!みんなのハウスクリーニング、あらのすけでした。
キッチン掃除の豆知識