作業時間15分!水垢まみれのシンクをピカピカに掃除する方法
公開日
2021年03月24日
更新日
2021年03月24日
- 「シンクの掃除しなきゃ・・・でも日々の家事で手一杯」
- 「シンクってこすってもなかなか綺麗にならないし、面倒なんだよなあ・・・」
- 「なんで水垢ってできるの!?もういやだ・・・」
やろうやろうと思いつつ、放っておいてしまうシンクのお掃除。なかなか腰が上がりませんよね・・・とてもわかります。
シンクは洗い物やお料理で毎日のように使う場所。毎日目に入る場所なだけに、汚れているとストレスを感じてしまいますよね。
それにシンクの汚れはぬるぬるしていて気持ちが悪いし、水垢はなかなか落ちないし、考えただけでも腰が重くなってしまいます・・・。みなさんのため息が聞こえてきそうです。
そんな大変なシンクのお掃除ですが、たった15分作業するだけで、あっという間にピカピカになる方法があるんです。
「そんな裏技みたいな方法があるわけない!」
まあまあ、そう言わずに読んでみてください。
みなさんこんにちは!申し遅れました、お掃除のプロ、あらのすけです。今日は、水垢、石鹸洗剤カス、カビやぬめりで汚れたシンクをとっても簡単にピカピカにする方法をお教えしますよ!ちなみに私は、アライグマです!
今日はそんな、ラクで簡単なシンクの掃除方法をみなさんに紹介していきますよ!
ではいきましょう。
目次
1.ラクに、簡単にピカピカになるシンクの掃除方法
では早速、お掃除方法を紹介していきましょう!ちなみにこのお掃除方法は、クエン酸や重曹など、体にやさしいものを使用する方法なので小さなお子様がいる方もご安心を。シンクは食品を扱う場所です。洗剤を使うときもできるだけ安心・安全なものを使のがよいですよ。
それではまず、準備するものです。
準備するもの
・乾いた古ふきんかぞうきん
お掃除する前に、シンクの水気を拭き取るのに使います。この後のお掃除の効果を高めるためにも、吸水性が良く、乾いたものを使用しましょう。
・クエン酸水
秘密兵器その1です。事前に作っておきましょう。作り方はとってもかんたん。スプレーボトルに粉末のクエン酸小さじ2と水を400mlを入れ、振れば完成です。作るのは面倒!という方はそのまま販売されているものもありますのでそちらを使いましょう。
ご家庭で使用されている、普通のもので大丈夫です。
・ラップ
こちらもご家庭で使用されている、普通のもので大丈夫です。
・輪ゴム
こちらもご家庭で使用されているもので大丈夫です。
・重曹
秘密兵器その2です。ご家庭でご使用のものがあればそちらで大丈夫ですよ!お家にないよ!という方はこの機会にぜひ購入してみてはいかがでしょうか。重曹はお掃除はもちろんパンケーキ、お肉を柔らかくしたりエビやカニをプリッとさせたりと超万能なんですよ!
・スポンジ
ご家庭にあるもので大丈夫です。
・ブラシ
新しいものを買う必要はないので、古歯ブラシなどで大丈夫です。
・熱湯
こちらは直前でも大丈夫。あとで作る、とだけ思っておきましょう。
・吹き上げ用のふきん
こちらも吸水性の高い、乾いたものを使用しましょう。
ピカピカまでの5ステップ
準備するものがそろったら、いよいよ掃除していきます!
ちなみに下の写真は私のお家のシンクです。
昨晩食べた野菜のカスなどはありますが、正直そんなに汚れていませんよね・・・汗
それもそのはず、この記事でも紹介する日々のお掃除をやっているからなんです。
今、めんどくさいと思いましたよね?
大丈夫、だいたい1分くらいで終わるお掃除なので簡単ですよ。
後ほどきちんと紹介するので、まずは溜まった汚れを落としていきましょう!
(どうしても気になる方はコチラから読めますよ。)
水気の拭き取り
シンクに残っている水気を拭き取っていきます。次に行うクエン酸パックの効果を高めるためにも、シンクの水気を拭き取っておきましょう。このくらいまで拭きとれれば大丈夫でしょう。
クエン酸パック
シンク全体に、クエン酸水をふりかけたキッチンペーパーを貼り付けます。ペーパーがヒタヒタになるくらいたっぷりクエン酸水をふりかけましょう。
シンク全体を覆えたら、その上をカバーする様にラップをかけていきましょう。この状態で、30〜40分ほど放置します。こんな感じです。
重曹ふりかけ、擦る
キッチンペーパーをはがし、重曹をふりかけてスポンジで擦っていきます。蛇口の付け根など、スポンジでは隅々までできないところはブラシを使って掃除していきましょう。クエン酸と重曹が混ざると写真のように泡が出るんですよ。
全体を擦ったら、水ですすぎます。この時点でかなりピカピカになっているはずです!
カビなどが気にならなければ、熱湯殺菌は行わず、拭き上げに進んで大丈夫ですよ。
熱湯で消毒殺菌
熱湯を流してシンクを殺菌し、カビや雑菌の増殖を防ぎます。ここでひとつ注意点が。熱湯をかけ流す際は、水道から水をジャバジャバ流しながら行ってください。パイプに使われている塩化ビニールは62℃〜72℃で軟化します。パイプが変形してからでは手遅れです。
カビが生えたりしていた場合は、生えていた辺りに重点的に熱湯をかけましょう。
素材によっては熱湯を流さないほうがよいシンクもあります。不安な場合は、説明書や材質を確認してから流しましょう。
熱湯が冷めたら吹きあげ
流した熱湯が冷めたら吹き上げをして完了です。水気をそのままにしておくと水垢の原因になるためです。きちんと吹き上げましょう。
これで完成です!
野菜のカスがなくなったのもありますが、なんだか輝きが増した様な気がしますね!
クエン酸や重曹をうまく使うと、すくない作業時間でシンクをピカピカにすることができます。ぜひ試してみてくださいね!
「そうは言ってもやっぱり時間がない!」そのような方にオススメなのがプロのお掃除です。キッチンの汚れは放置が一番よくありません。プロにお願いすればシンクだけでなく、キッチン全体がピカピカになりますよ!
汚れと洗剤には相性がある
さて、みなさんのお家のシンクも綺麗になりましたか?一口にシンクの汚れといいますが、汚れにも種類があり、原因が違えば有効な掃除方法も違います。汚れを落とす時は、洗剤で中和するのが基本。中和について説明すると長くなってしまうので、ここでは
- アルカリ性の汚れには酸性が効く
- 酸性の汚れにはアルカリ性が効く
この二つだけ覚えておきましょう。では、汚れの種類と有効な掃除方法を紹介していきますよ。
水垢には酸性のクエン酸
水垢は水道水に含まれるミネラル分、カルキが原因で起こります。シンクについた水分が蒸発し、カルキだけが取り残されるわけです。水垢はアルカリ性の汚れなので、酸性のクエン酸が効果抜群です。上でも作ったクエン酸水でパックすると、ピカピカになりますよ!シンク全体に水垢が目立つとき、この方法を使いましょう。
洗剤カス・油汚れにはアルカリ性の重曹
洗剤カスや油汚れは酸性の汚れ。アルカリ性の重曹が有効です。そのままふりかけてこするか、汚れがしつこい場合には今回作ったクエン酸水のように重曹ペーストや重曹水を作り、パックして浸けおき洗いをするといいですよ。シンク全体を見たときに、洗剤カスや油汚れが酷いときには重曹をメインで使いましょう。
食品から出るぬめり、カビにはクエン酸、重曹、熱湯
ぬめりやかびは酸性、アルカリ性両方を駆使してお掃除します。かつカビが生えている場合は殺菌や消毒も必要です。今回ご紹介しているお掃除方法はクエン酸と重曹、さらに熱湯を使って殺菌消毒しているので、このやり方になります。
シンク全体にいろいろな汚れがあるときにはこのお掃除方法を使いましょう。
いかがですか?
シンクに付いている汚れはどんな汚れなのか、その汚れの種類はなんなのかを知っていると、汚れにいちばん効く方法を選ぶことできます。一番効果的なお掃除をすることで、労力も時間もかけない、効率的なお掃除ができるようになるんです。ぜひおさえておきましょう。
2.汚れが溜まらなければ汚れない
ここまでは汚れたシンクのお掃除方法を紹介してきましたが、そもそも汚れがたまらなければ、腰が重くなるほどシンクが汚れることもないんです。
ここからは、汚れをためないための日々のお掃除方法や、工夫を紹介していきます。
ついでの”1分お掃除”で汚れをためない
シンクは洗い物や料理など、毎日使う場所ですよね。だから汚れやすいのですが、裏を返せば毎日シンクの前に立っているということ。
もうお分かりですね?
そうです、毎回、使い終わったらちょっとだけシンクをお掃除しましょう。大丈夫!ちょっとだけなので1分で終わりますよ。使って汚した分 ”だけ” を綺麗にする、と考えれば楽チンです!
まずは食器洗い用とは別にシンク用のスポンジを用意しておきましょう。色や形などでハッキリと区別できるものがいいですね。もし同じものしかない場合は、スポンジの角をハサミで切り落としておくと分かりやすいですよ。
シンク用のスポンジを用意したら、あとは洗い物などが終わった時に、いつもの食器用洗剤でシンクや蛇口をサッとお掃除するだけです。毎日続ければ汚れもたまることがなく、ピカピカな状態をキープできます。その後、水気を拭き取るのも忘れずに。拭き取らないと、水垢の原因になってしまいます。
コーティングで汚れをためない
「とは言っても毎日は面倒臭い・・・なんかこう、もっと楽なのってないの!?」
そんな面倒臭がりさんにオススメしたいのがコーティングです。シンク表面を、汚れを弾く薬剤でコーティングし、汚れの付きにくいシンクにしてしまおう!というものです。使い方も簡単。
- ①お掃除した後に、シンクにスプレー
- ②スポンジでシンク全体に塗る
- ③乾いた布で吹き上げ
で終了です。
汚れが留まりにくくなり、ピカピカなシンクが長持ちしますよ!
いかがですか?日々の少しの心がけで汚れは溜まりにくくなります。ぜひピカピカで清潔なシンクを維持してくださいね。「とは言ってもまあシンクでしょう?面倒くさいし・・・ちょっとくらい汚れててもいっかな」
おっと、まだ腰が重い人がいるようですね。では、シンクの汚れを放置すると何がいけないのか説明していきましょう。
3.シンクの汚れは食中毒に直結している
ここでは、なぜシンクは綺麗にしておかなければいけないのか、その理由をご説明していきます。その理由とはズバリ、シンクの汚れは食中毒に直結しているからです。
詳しく説明していきましょう。
食べ物を扱う場所でもあり、菌が最も繁殖しやすい場所でもある
シンクは食べ物を扱う場所であると同時に、キッチンの中でもっともカビや菌が繁殖しやすい場所でもあります。その理由は水気と栄養にあります。
水回りということもあり、シンクには常に水気があります。
また、流し漏れや洗いもれのあった食べ物のカス、生ゴミなどは、カビや雑菌にとっては栄養の宝庫。シンクの汚れを放置すればするほど、カビや雑菌の温床となってしまいます。
水気と栄養が揃った環境は、菌にとっては天国の様な環境なのです。
そんな汚れを放置してしまった 雑菌天国のシンクで食材を扱ったらどうでしょう。
何かの拍子にぬめりが野菜についてしまったら・・・。
洗い上げた食器に繁殖した雑菌がついてしまったら・・・。
考えただけで恐ろしいですよね。
私たちはキッチンの中で最も菌が繁殖しやすい場所で食べ物を扱っています。シンクを雑菌天国にしないためにも、ぜひピカピカのシンクを維持してくださいね。
4.プロにお願いすればキッチン全体がピカピカに!
さて、ここまではシンクの簡単なお掃除方法や、なぜお掃除しなければいけないのかを説明してきました。ピカピカのシンクになりましたか?またはピカピカにしよう!と思えてきましたか?
シンクがピカピカになると気になってくるのが、キッチン全体の汚れです。
もともと何色だったのか忘れてしまうほど汚れたコンロ。
油が飛び散った壁や床。嫌な匂いのする排水溝・・・。
キッチンは面積も広く、汚れもしぶとく、毎日使う場所。お掃除しようにもなかなか大変ですよね・・・。
そこでオススメしたいのがプロのキッチンお掃除です。
料金は、1〜2時間のお掃除で8,000円〜20,000円前後が相場
「プロのクリーニングは綺麗になるだろうしそりゃ楽よね…。でもお高いんでしょう?」
はい、気になるところですよね。プロにキッチンのお掃除をお願いした時の清掃時間と料金の相場は、
清掃時間:1時間〜2時間
料金:8,000〜20,000円
となっています。
料金に1万円程の開きがありますが、これはお掃除の対象範囲に違いがあったり、プロペラなのかレンジフードなのかによっても違うためです。
また、相場に比べてあまりにも安すぎる価格を付けている業者さんにも注意が必要です。
対象範囲の説明がないまま2〜3箇所ちゃちゃっとやって終わりだった!
全く汚れが落ちていなかった・・・
というお話もよく聞きます。プロににお掃除をお願いする際は、
- お掃除対象範囲
- 価格
- 信頼性
の三点で考えて選ぶとよいですよ。
みんなのハウスクリーニングならワンランク上のお掃除で8,800円〜
みんなのハウスクリーニングのキッチンのお掃除は、ワンランク上のお掃除品質で
8,800円〜
でご提供しております。
お掃除の対象範囲は、
- コンロ
- 調理台
- シンク
- 蛇口
- 排水溝
- 壁面
- 戸棚表面
- 床
となっています。
汚れの気になる換気扇などは、オプションで承っていますよ。
高い!と思われるかもしれませんが、キッチン全体をお掃除するのにかかる時間や労力、準備する手間や時間を考えると、プロにお任せしてしまった方が楽、と考えることもできます。
先にもご説明したとおり、食べ物を扱うシンクをはじめ、キッチンの汚れは放置すればするほど食中毒のリスクが高まってしまいます。
「シンクくらいなら自分でやれたけど、キッチン全体となると心が折れそう・・・」
そんな方はぜひ、プロのお掃除を考えてみましょう。ワンランク上のお掃除品質なので、お客様にも安心してもらえているんですよ。
5.まとめ
いかがでしたか?
シンクのお掃除方法をもう一度おさらいしておきましょう。
- 水気の拭き取り
- クエン酸水を染み込ませたキッチンペーパーでパックする
- 重曹をふりかけて、こする
- 熱湯で消毒殺菌(水を流しながら)
- 熱が冷めたら吹きあげ
でしたね。
汚れを溜めないためには、日々のお掃除がとても大切。シンクはキッチン内で最もカビや細菌が繁殖しやすいため、常にピカピカにしておく必要があるのでした。
もしシンクの他にキッチン全体の汚れが気になる時は、プロにお願いして一気にピカピカにしてもらうのも手でしたね。
キッチンは面積も広く、汚れもしぶとく、毎日使う場所です。どのような方法を選ぶにしても、ピカピカのキッチンをキープできるようにしてくださいね!
楽しく、気持ちよくお料理できる、素敵なキッチンにしてくださいね。みんなのハウスクリーニングあらのすけでした!
キッチン掃除の豆知識