エアコン付けたら雑巾臭!臭いの元を断つ方法

公開日

2018年04月04日

更新日

2020年04月24日

「ひさびさにエアコンを付けてみると、なんだか臭い・・・」

「ひさびさにエアコンを付けてみると、なんだか臭い・・・」
あなたは、そんな経験ありませんか?

  • 濡れた雑巾のような臭い
  • タバコのヤニの臭い
  • ホコリっぽい臭い

これらはすべて、エアコン内部のホコリやカビが原因なんです。

夏を終えて秋が来て、「最近少し肌寒くなってきたなー」と感じてきた。
しかし、灯油を買うのはまだ早い。

そんなときでも大丈夫。我が家にはエアコンがある!
暖を求めてるんるん気分で付けたエアコンからの悪臭。

悪臭がするエアコンの風なんて浴びたくないですよね。

こんな経験がある方は「早くエアコンの掃除をしておくんだった」と思ったことでしょう。

臭いの原因となるエアコン内部のホコリやカビ・・・
これをお掃除で徹底的にキレイにすれば、エアコンの悪臭を解消できます。

しかも、エアコンがキレイになると、臭いが解消されるだけではないんです!

この記事で紹介する手順でエアコン掃除をすれば、最近効き目が悪いと感じていたエアコンの不調が回復して節電に繋がったり、エアコンの寿命がアップしたりします。

今回はエアコンの臭いが発生する仕組みとその原因を紹介します。
さらに、プロと自分でできるお掃除の違いについてもご説明していきます。

ここで紹介する内容を参考にして、生活の質を高めるお役に立てれば幸いです。

エアコンの「臭い」を消すためには?

臭いの元となる「カビ」

臭いの元となる「カビ」ですが、カビというと水回りに発生するイメージが強いですよね。

冬になると暖房で温められた室内と、外の冷たい温度の差で結露ができた窓にカビが生えているのを見ることも多いのではないでしょうか?

カビは湿度が高い場所を好むため、このように温暖差が激しい場所で発生しやすくなります。

「窓に出来た結露とエアコン、なんの関係があるの?」と思うかもしれませんが、実はエアコン内部でも同じことが起きているのです!

エアコンの冷房や除湿運転をつかうと、内部の温度が上がって湿気が溜まり、結露ができて、カビが発生しやすくなります。

カビは一度根を張ると、エアコンを動かしていない間もエアコン内部に溜まったホコリやハウスダストを栄養にして繁殖していきます。

このまま放置すると臭いが悪化するだけではなく、エアコンを動かすたびにホコリやハウスダスト、エアコン内部のカビの胞子を吸い込み続けることになります。

さらに、喘息やアレルギー性の鼻炎・アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を発症する恐れがあるんです。

エアコンのお掃除不足が原因でアレルギーやアトピーを発症するなんて絶対にイヤですよね。

ここで正しいエアコンの掃除方法を知り、ホコリやカビ、臭いをゼロにしましょう!

「ホコリ除去」でカビの養分を断つ

エアコン掃除

みなさん、エアコン掃除は一年に何回していますか?
まさか、引っ越してきてから一度もしたことがないなんて人はいませんよね。

きちんとお掃除をしているという人は、正しくお掃除ができているでしょうか?

もしかすると気付かぬうちに間違えた方法でおそうじをして、エアコン内部でカビを繁殖させているかもしれませんよ。

今回は、自分でできる正しいお掃除方法をご紹介します。

ここでつかうのは「重曹」「エタノール」この2つだけです。

これなら環境や人の体にも負担が少なく、専用洗剤をいくつも揃えるよりも安く済むのでとってもオススメです。

それでは必要な備品など、順を追って紹介していきますね。

用意するもの

エアコン掃除に必要なもの

  • 掃除機
  • タオル
  • 重曹(水200mlに小さじ2)
  • エタノール
  • スポンジ
  • 輪ゴム
  • 割り箸
簡単!スポンジ棒のつくりかた

スポンジのザラザラ面をはがす

①まずはスポンジのザラザラ面をはがします。

スポンジを半分に切る

②スポンジを半分に切ります。

剥がした面を内側にし、割り箸の先に輪ゴムで巻きつけます

③剥がした面を内側にして、割り箸に巻きつけ、輪ゴムで留めて完成です!

掃除の手順
1.掃除機でほこりを吸い取る

フィルターを外して掃除機で吸い取る

→フィルターを外し、掃除機でほこりを吸い取る。
ブラシ型ノズルがあれば、それをつかって網目を掃きながら吸うと汚れが落ちやすい◎

※下に新聞紙を敷けば床が汚れず済んで効率的!

2.重曹水で洗い流す

シャワーでフィルター全体を濡らす

→全体を水で濡らしてから、重曹水(スプレーにいれてつかうと便利)をまんべんなく吹き付け、歯ブラシなどで掻き出す。

※すすぎ後はよく乾かしてからセットするのがポイント。
フィルターには表と裏があるので、表面が自分に向き合うように取りつける。

3.エタノールで吹き出し口の汚れを落とす

スポンジ棒にエタノールを吹き付け、吹き出し口のほこりを取る

→スポンジ棒にエタノールを吹き付け、吹き出し口のほこりを取りながら、ニオイの元となるカビを予防。

※ルーバーの角度を変えて、奥の汚れもしっかり落とそう。

4.エアコンの送風運転

→パーツを戻したあとは30分間送風運転をさせて、完全に乾かす。

これでお掃除完了です♪

ここでお気づきの方もいるかもしれませんが、自分でできるおそうじではエアコン内部に繁殖したカビを取り除くことができません。

エアコンのパーツはとても繊細で、わたしたち素人では取り外すことができず、ムリに外そうとすると故障の原因になります。

さらに、エアコンクリーナーやスプレーを使ったお掃除は、拭き残しから菌を繁殖させたり、機械本体のパーツが汚れてエアコンがこわれる原因になってしまいます。

エアコン内部のカビを落とすには、プロのクリーニングをつかって徹底的に汚れを落としましょう。

プロのお掃除でエアコン内部の「カビ退治」

ここまで自分でできるお掃除方法を紹介しましたが、いかがでしたか?

ここまで自分でできるお掃除方法を紹介しましたが、いかがでしたか?

ここで紹介した方法を使って、定期的にお手入れすれば、カビの繁殖を抑えてキレイな空気を保つことができます。

しかし、フィルターのホコリを除去するだけではエアコンの悪臭を解消することはできません。定期的にプロのクリーニングを受けて、エアコン内部に繁殖したカビを徹底的に落とし、ニオイを解消させましょう。

これまでの情報をまとめると、

  • カビを除去するためにはプロのクリーニングが必要
  • 自分でできるのはカビの繁殖を抑えるためのホコリ除去

ということがおわかりいただけたのではないでしょうか。

「エアコンを付けたときに臭いが気になる」というときは、すでにエアコン内部で大量のカビが繁殖しています。

自宅のエアコンの状況をしっかり確認し、状況に合わせてクリーニング方法を選びましょう。

クリーニングの費用相場

クリーニングの費用相場

エアコンの臭いを除去するためには、プロのクリーニングが必要・・・

でも、プロのクリーニングってなんだかお金がかかりそうですよね。

実際にプロのエアコンクリーニングを頼むと、一回にかかるクリーニング費用は約一万円前後。

多少お金はかかりますが、その後は自分で定期的にフィルターの掃除をすればカビの発生を抑えることができます。さらに、汚れを落とすことで運転効率が上がって電気代の節約にもつながるんです!

追加オプションで抗菌コートなどを追加すれば、クリーニングした状態を長く保つことが出来ますし、所要時間も2時間程度でササッと済みます。

確実に汚れを落とし、多くのメリットを得ることができるというのは、とても魅力的ですよね。

エアコンから悪臭を感じたときは、時すでに遅し。

プロのクリーニングでエアコン内部のカビを除去して悪臭を解消しましょう。

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エアコンクリーニングの効果を高める方法

エアコンクリーニングの効果を高める方法

カビの発生を抑えてエアコンを快適に使うためには、定期的なお掃除が必要です。

外からは見えなくても、数ヶ月放置するとエアコン内部にはカビや雑菌が繁殖しています。夏や冬など、エアコンを本格的に使い始める季節の前には、必ずお手入れをしましょう。

冷房を使うとエアコン内部に結露が起こってカビが発生しやすくなるため、冷房を使う前の春先と、使った後の秋口にクリーニングをするのがオススメです。

エアコンを使う季節はどうしてもフィルターにホコリがたまりやすいので、2週間に1回を目安に自分でお手入れをしましょう。

内部乾燥運転で、カビの発生を抑えよう!

エアコンの内部乾燥運転を使うと、運転停止後に上下風向ルーバーを閉じたまま、風を送って結露を乾燥させることができます。つまり、カビの発生を抑制できるんです。

最長90分間運転した後、自動で停止します。夏場はぜひ活用してエアコン内部に水分を残さないようにしましょう!

エアコンクリーニングがもたらすメリットとは?

エアコンクリーニングで得られるメリット

エアコンから出る悪臭でお悩みのあなた。
プロのエアコンクリーニング、やるしかないですよね。

プロのエアコンクリーニングなら、

  • 分解するからエアコン内部の臭いの元をしっかり除去!
  • 汚れがしっかり落ちるから、その後のお手入れが楽チン!
  • こびりついた汚れ除去で運転効率があがり、節電につながる◎
  • 運転効率アップでエアコンの寿命が伸びる!

こんなに多くのメリットがあります!
デメリットといえば、金額が不明確なこと、予約に手間がかかることくらいですね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

エアコンから出る悪臭を解消するためには、

  • まず自分で出来る「フィルターのホコリ取り」「吹出し口のカビ掃除」
  • それでもニオイがする場合は、プロのクリーニングが必要です。

エアコンは定期的にお掃除することがとっても重要です。一度プロのクリーニングをしたからといって、自分で出来るお掃除をしなくてもいいというわけではありません。

エアコンのフィルターは、常に空気中から吸い込んだホコリをキャッチしているため、2週間に1回のお手入れが必要です。

クリーニングでキレイになったエアコンも、フィルターに大量のホコリが溜まった状態では、カビを繁殖させてしまいます。

エアコンをカビだらけにしないためには、年に一回プロのクリーニングで内部の汚れを落とし、その上で自分で出来るお掃除をすることがポイントですよ!

ぜひ、意識してみてくださいね。

この記事があなたのお役にたてれば幸いです。

エアコンクリーニングの豆知識