エアコンの最低限のお手入れ!フィルターの掃除とおすすめグッズ紹介
公開日
2018年05月31日
更新日
2020年04月24日
みなさん、こんにちは!
ここ最近暑い日が続きますね‥。
みなさんのご家庭ではもうエアコンをつけましたか?
これからの季節に欠かせない家電のひとつ、エアコン。
本格的に使う前に掃除をしないとなと思いつつ、
「掃除やお手入れは必要なのは分かるんだけど、いまいち何をすれば良いか分からない…!」
「分解するときに壊したら嫌だし、正直めんどくさいな…」
「とりあえずフィルターを洗えばよいのかな?」
そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか?
正直に言いますと、プロが行うレベルで本格的な掃除をしようと思うとかなり骨が折れます。
また、間違った掃除の仕方をしてエアコンを壊してしまった!というご相談も頂いたことがあります…。
そこで、この記事では、最低限ここだけは掃除してほしい!エアコンフィルターのお掃除のやり方と、お掃除した効果を長持ちさせる市販のおすすめグッズのご紹介をしていきます。
フィルター以外も全て自分でやりたい!という方には、こちらの記事「エアコンがクサかったら5箇所掃除!自分でできるエアコン掃除方法」で詳しく解説をしているよ!
目次
簡単楽チン!エアコンフィルターのお掃除3ステップ
まず、エアコンの仕組みについておさらいしましょう。
エアコンは下記のような仕組みになっています。
ご覧の通り、フィルター以外にも汚れが溜まりやすい箇所はいくつかあります。
ですが、外側にあるフィルター以外は、取り外しが大変だったり、掃除道具を揃えるのが大変だったりと、一般の人がなかなか手を出せない箇所になります。
もちろん、しっかりと準備をして正しい方法で行えば自力で行うことも可能ですが、時間や手間をかけたくないお客様の中には、簡単にできるフィルターのお掃除は定期的にご自身で行い、エアコン内部のお掃除は年に1・2回業者に頼む等と、使い分けている方もいらっしゃいます。
準備するもの
エアコンフィルターのお掃除に必要なものはたったの3つ!
- 掃除機
- 使い古した歯ブラシ
- 台所用の中性洗剤(汚れが酷い場合のみ)
自宅にあるもので簡単にできちゃいますね♪
STEP1 掃除機で大まかな汚れを取り除いてからフィルターを取り外す
まずはエアコンのカバーを開けます。
空気が出てくる少し上あたりに、指をかけると簡単に開くことができます。
こちらもエアコンの種類によって異なるので無理にこじあけたりせず、説明書を参考にしてくださいね。
こんな感じでカバーを開くと、前面にフィルターがあると思います。
フィルターも外したくなる気持ちをぐっとこらえて、まずはフィルターをつけたまま掃除機をかけましょう。
この手順をとばしてしまうと、フィルターを外した拍子にホコリが飛び散ってしまう可能性があります。
掃除機が届かないなど使うのが難しい場合は、ティッシュなどで軽く拭き取っても大丈夫ですよ。
表面のホコリがとれたら、フィルターを外してください。
フィルターの端を持って、少したわませながらゆっくり引っ張ると外れやすいです。
フィルターは柔らかい作りになっているので、無理に外そうとしないでくださいね。
エアコンによってはフィルターのロックがついている場合もあるので、説明書を確認してから取り外してみてください。
STEP1だけでも、1〜2週間の頻度で行うと汚れのたまり具合が全然違ってきますよ!
STEP2 水洗いで汚れを落とす
次にシャワーを当てて汚れを落としていきます。
この時のポイントは2つ。
- 先程掃除機をかけた反対側(裏面)からシャワーを当てる。表面から水をかけてしまうと、水圧でフィルターの目にホコリが詰まってしまうので注意!
- シャワーの温度は40℃以下。フィルターは熱に弱いので変色や変形の原因になってしまいます。
網目につまった汚れは、歯ブラシを使ってこすると落ちやすいです。
水洗いで落ちなかった場合
油汚れなど水洗いで落ちなかった場合は、台所用洗剤をぬるま湯で薄めたものをバケツに入れ10分〜20分ほどつけ置きしてから、歯ブラシでこすると汚れが落ちやすいです。
ちょうどいいバケツがなかったら、薄めた台所用洗剤を歯ブラシにつけて洗うのも効果的ですよ!
汚れを無理に落とそうとして力を入れすぎないように注意してくださいね。フィルターがやぶけてしまう可能性があります。
STEP3 しっかり乾かしてから取り付ける
洗い終わったら、乾いた布で水気を拭き取って陰干しをします。
濡れたままエアコンに取り付けると、故障の原因になってしまいますので、しっかり乾かしましょうね。
ヘアードライヤーなど熱風はフィルターが変形してしまうのでご法度です。
これでエアコンフィルターのお掃除は以上になります。
たったこれだけなのでぜひ試してみてくださいね!
エアコンフィルターのお掃除の頻度は?
お掃除のやり方をマスターしたら、次に気になるのが頻度ですよね。
大体の目安は下記になりますので参考にしてみてください。
エアコンをよく使う時期 | エアコンを使わない時期 |
---|---|
2週間〜1ヶ月に一度 | 2〜3ヶ月に一度 |
説明書にお手入れの目安がのっている場合もあります。
また、汚れやすい場所(台所の近くなど)にエアコンがある場合は、こまめに汚れを確認して気になったら都度洗うようにしてくださいね。
エアコンフィルターを汚れにくくする便利グッズ
せっかくお掃除したエアコンフィルター。
どうせなら綺麗な状態を長持ちさせたいですよね。
そこでエアコンフィルターの汚れを軽減する便利なグッズをご紹介します!
3M フィルタレット エアコンフィルター
▶︎商品名:3M フィルタレット エアコンフィルター プレミアム 1ロール ACFP-38RP』
こちらの商品をエアコンフィルターの外側に貼り付けることで、プレフィルターとしての役割を果たします。
静電気のパワーでアレルギー物質など見えない汚れもこの3M フィルタレットが防いでくれるんです。
使い方は、エアコンフィルターの大きさに合わせてカットしてフィルターに付属の粘着シートで貼り付けるだけ!
一度貼ったら、お部屋の環境にもよりますが1.5〜2ヶ月ほど効果が期待できるとのことなので、3M フィルタレットの交換のタイミングで、エアコンフィルターを掃除すると、より綺麗な状態を保つことができると思います。
このフィルターを貼ったからといって、安心して放置しっぱなしにならないように気をつけてくださいね!
東洋アルミ エアコン用 フィルター パッと貼るだけ
3M フィルタレット エアコンフィルターの唯一のデメリットは、フィルターに合わせて切るのが面倒なところ。
▶︎商品名:『東洋アルミ エアコン用 フィルター パッと貼るだけ 2枚入』
こちらのフィルターは、なんと、エアコンのカバーにそのまま貼るだけ!
使用できるエアコンは、前面吸気タイプと上面吸気タイプと少し限られますが、
取り付けがとっても簡単にできるのでぜひ試してみてくださいね。
こちらもホコリや花粉をキャッチして、エアコンフィルターの汚れを軽減できます。
取り付ける時のポイントは、エアコンカバーを拭いてホコリや汚れがない状態で取り付けてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、自宅で簡単にできる最低限のお手入れ、エアコンフィルターのお掃除の方法と、エアコンフィルターを汚れにくくする便利なグッズをご紹介しました。
ここでご紹介したのは、あくまで最低限のお手入れです。
しばらく掃除をしていない場合は、エアコンフィルターはもちろんエアコンの内部まで汚れが溜まってしまっていると思っていいでしょう…。
その場合は、一度内部のお掃除もしっかり行うことをおすすめします。
エアコンの汚れは、アレルギーや喘息などの健康被害や、エアコンの故障を引き起こす恐れがあるからです…。
こちらの記事「エアコンがクサかったら5箇所掃除!自分でできるエアコン掃除方法」で自力でやる方法をご紹介していますし、自力でやるのが大変なようなら一度プロの業者に掃除を依頼することもおすすめですよ。
エアコンのシーズンが終わるタイミング(3〜4月や9〜10月など)で業者に清掃を依頼して、日々のフィルターのお手入れはご自身でされているお客様も多くいらっしゃいます。
時間と予算と相談しながらうまく活用していきたいですよね。
私たち「みんなのハウスクリーニング」でも、エアコンのクリーニングを承っておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。
この記事がエアコンフィルターの掃除でお悩みのあなたのお力になれたら幸いです。
エアコンクリーニングの豆知識