お風呂掃除を効率よくする!場所に合わせた便利グッズと掃除方法を紹介
公開日
2018年10月11日
更新日
2021年01月20日
「お風呂掃除って何をつかって掃除すればいいの?」
「スポンジもブラシもありすぎて、どれがいいかわからない!」
お風呂掃除はきちんとやろうと思うと時間がかかるものです。
毎日疲れた体で帰宅して、お風呂掃除を満足にする体力がないこともありますよね。
みなさんこんにちは!私「ハウスクリーニングサイトみんなのハウスクリーニング」で働くあらのすけと申します。
突然ですが、あなたはお風呂を掃除するときにどんなアイテムを使ってお掃除していますか?
スポンジ?ブラシ?それとも、スプレーで洗い流すだけ?
お風呂掃除は細かい部分までやろうとすると大変ですし、道具もいまいち何を使えばいいのかわかりませんよね。
でも実は、お風呂を効率よく掃除するには、場所によって掃除道具を変えることがとっても大切なんですよ!
今回は、
- 場所ごとに使い分ける!おすすめの掃除グッズ
- お風呂を汚れにくくする!毎日の手入れ方法
この2点について、くわしく紹介していきます。
掃除する場所によって使う道具を変えれば、掃除が何倍もはかどります。
場所ごとに使えるおすすめグッズを紹介していきますので、ぜひ参考にしていただけたらうれしいです。
それでは早速みていきましょう!
目次
- 掃除場所別!おすすめアイテムと掃除方法のまとめ
- 【浴槽】傷つきやすい浴槽は、柔らかいスポンジでこすり洗い
- 【備品類】浴槽内でまる洗い!備品類は重曹水でまとめて洗浄
- 【排水口】触れずに落とす!溜まったカビやヌメヌメには塩素系洗剤が効果的
- 黒カビは塩素パックでこすらず落とす!根っこの先から完全除去
- 【床】凹凸した床にはブラシがぴったり!毛先で汚れをかき出そう
- 【鏡・蛇口・シャワーヘッド】水垢・石鹸カスは酸性洗剤とスポンジでピカピカに!
- 【壁・とびら】軽い力で汚れ落ちOK!研磨力のあるスポンジで汚れを削りとろう
- 【天井】高い位置にはブラシタイプのスポンジが大活躍!
- 換気扇のチェックも忘れずに!ファイバークロスで汚れを拭き取ろう
掃除場所別!おすすめアイテムと掃除方法のまとめ
【浴槽】傷つきやすい浴槽は、柔らかいスポンジでこすり洗い
入浴後、お湯を抜いたあとの浴槽にはアカや皮脂、水垢などの汚れが付着しています。
乾くと汚れが落としにくくなってしまうので、入浴後すぐに掃除するのがベストです。
お湯抜きから時間が経っているときはシャワーで浴槽全体をしめらせてから掃除にとりかかりましょう。
汚れが落としにくいと感じる場合はお風呂専用の中性洗剤で浴槽をこすり洗いしていきます。
中性洗剤は基本、どんな汚れにも使える万能品です。素材を傷めにくく、手荒れの心配もないので安心して使えますよ!
浴槽はとくに傷がつきやすい部分なので、掃除のときは柔らかいスポンジを選ぶようにしましょう。
水なしで汚れが落とせるマイクロファイバーと泡立ち抜群のポリエステルネットの二面だから、表と裏で別々の使い方ができちゃいます!
これ一つさえあれば、いくつもスポンジを持つ必要もなくなりますね♪
持ち手があるタイプのスポンジは、体勢を変えず楽にお掃除できるのがポイントです。
スポンジが取り外せるので、細かいところの掃除にも使えて便利!
取り外し式でもブラシの首がしっかり固定されるので、軽い力でスイスイ汚れを落とせます。
浴槽をキレイにしたあとは、お風呂のフタも合わせて掃除しておきましょう。
平らなフタは柔らかいスポンジで掃除できますが、溝がついているフタを洗うときは、フタ専用のハンディブラシを使うのがおすすめです。
床やカベなどの掃除に使えることはもちろん、フタやドアレール溝には小ブラシが大活躍!
取り外しが出来る小ブラシを活用して、細かい溝もキレイにお掃除しちゃいましょう♪
【備品類】浴槽内でまる洗い!備品類は重曹水でまとめて洗浄
椅子や風呂桶などの小物をまとめて洗うなら、重曹水で汚れを浮かせて落としましょう!
そのやり方はとってもカンタン!入浴後にお湯を抜かず、カップ一杯分(270g)の重曹を入れて小物を半日つけおきするだけ。
重曹にはアカや皮脂などの汚れを分解する効果があります。重曹水を使えば、細かい部分の汚れもカンタンに落とせちゃいます!
つけおいた小物は翌日、入浴前に軽くこすり洗いをすれば汚れ落ちバッチリ◎
フタや浴槽も一緒に洗えるのでとっても効率的ですよ!ぜひ試してみてくださいね。
【排水口】触れずに落とす!溜まったカビやヌメヌメには塩素系洗剤が効果的
排水口は髪の毛や石鹸の泡がたまって汚れやすい場所です。
毎日掃除しても汚れがたまる場所なので、日々の手入れがとっても重要!
たまった髪の毛などの汚れはビニール袋を裏返してつまんで捨てて、カビやヌメヌメには強力な殺菌効果を持つ塩素系漂白剤を使います。
- ①排水口全体に泡の塩素系漂白剤を吹き付ける
- ②20分間放置する
- ③薬剤をシャワーで流す
※落としきれない汚れがある場合は使い古した歯ブラシでこすり洗いしましょう。
この手順で掃除をすれば、汚れに直接触れることなく排水口をキレイにすることができますよ♪
黒カビは塩素パックでこすらず落とす!根っこの先から完全除去
黒カビには、強力な殺菌・漂白効果を持つ塩素系漂白剤が必須です。
とくに素材に根を張る黒カビの場合は素材の奥深くまで根を張っていることが多いので、薬剤を浸透させて汚れを除去していきましょう。
ゴムパッキンなどの柔らかい素材をこすり洗いすると、カビが素材の奥に浸透してしまいます。こすり洗いでは汚れが落ちませんので注意してくださいね。
黒カビ除去に使うのは、塩素系洗剤とティッシュの2つだけ。
黒カビめがけて塩素系漂白剤を吹き付け、ティッシュでおさえて30分放置・・・
あとはこすらず流すだけでOKです!
むりに汚れを落とそうとするとゴムパッキンが割れたり、汚れが広がる原因になります。
自分で十分に掃除ができないときはプロに相談するのも一つの手です。
>>頑固な汚れを落としたいなら…薬剤の扱いに慣れたプロに依頼するのがオススメ
【床】凹凸した床にはブラシがぴったり!毛先で汚れをかき出そう
床は常に肌が触れていることもあって、汚れが付着しやすい場所です。
滑り止め加工がされていることも多いので、掃除のときは細部の汚れに強いハンディブラシを使うのがおすすめですよ。
床のように様々な汚れが付着する場所には、どんな汚れにも対応出来る中性洗剤を使います。
ブラシと中性洗剤で汚れを掻き出してキレイにしていきましょう♪
太さの違う二種類の毛が細かいみぞに入り込んで汚れを落とします。
ブラシの毛が台形に沿って斜めに植毛されているので、カドの汚れもバッチリきれいになりますよ♪
力がダイレクトに伝わるよう持ち手にこだわって作られているので、軽い力でらくに汚れが落とせます!
ブラシの持ち手にしっくり来たことがない方はぜひ一度使ってみてくださいね。
大きいブラシと小さいブラシを取り外して別々に使えます!
床以外のお掃除にも活用できるので、持っているとすっごく便利です◎
ブラシの先が床に触れないように縦に立てて保管できるので、衛生面も安心ですね。
ガンコな黒ずみを浮かせて落とす!重曹とクエン酸の炭酸パック
中性洗剤でこすっても落ちない床の黒ずみには、重曹とクエン酸を使った炭酸パックが効果的です。
性質が異なる重曹(アルカリ性)とクエン酸(酸性)は、交わることで中和して炭酸ガス(二酸化酸素)を発生させます。
ここで発生した炭酸ガスが汚れを分解して落としやすくしてくれるんです!
重曹やクエン酸は市販の中性洗剤よりも洗浄効果が強いので、ここぞという場所で使うのがベスト。
ガンコな汚れにおすすめの洗浄方法です。
- ①汚れがひどい場所に重曹・クエン酸の順で粉をかける
- ②粉が流れない程度に水をかける
- ③シュワシュワ音が鳴り、ガスが発生したら2~3分放置
- ④ブラシでこすり洗い
- ⑤シャワーで薬剤を洗い流す
ここで発生するガス(二酸化炭素)は炭酸水が発生するのと同じ原理です。基本は人体無害なのでご安心ください。
【鏡・蛇口・シャワーヘッド】水垢・石鹸カスは酸性洗剤とスポンジでピカピカに!
鏡やカベに白く浮き上がる水垢は、水道に含まれるミネラル分が残ってできる汚れです。
一度つくとなかなか落ちないので「拭き掃除をしたのにキレイにならない」という経験をした方も多いかと思います。
しかしこれらの汚れは、酸性洗剤でカンタンに落とせるんです!
水垢はアルカリ性の汚れなので、逆の性質を持つ酸性の洗剤で汚れが分解されます。
汚れの性質を利用すれば、ガンコな汚れもらくに落とせちゃいます。
ただし、塩素系の洗剤をつかっているときは一緒に使わないように注意してくださいね!
塩素系の洗剤と酸性の洗剤が混ざると、有毒な塩素ガスが発生します。
塩素ガスは体に悪い影響を与えるものなので、黒カビ退治をしているときは酸性の洗剤は使わないようにしましょう。
また今回のように鏡や蛇口など細かい場所を掃除する場合は、クエン酸を水に溶かして使います。(水200mlに小さじ1)
鏡全体を覆うようなウロコ状の水垢には、メラミンスポンジを使うのがおすすめです。
ダイソーなどでも手軽に購入できるので、ストックしておくと便利ですよ!
メラミンスポンジといえば「激落ちくん」
そんなイメージが浸透するほど、圧倒的な信頼を持つ商品です。
使い崩れしにくく持ちがいいので、ぜひ一度試してみてくださいね。
メラミンスポンジでも落ちない頑固な汚れには、ダイヤモンドパッドという素材を削り取るスポンジを使います。
ただしこのスポンジは扱いが難しく、プロの業者が扱うもの。力加減を間違えると鏡を傷つけることになるので注意が必要です。
「メラミンスポンジを使っても汚れが落ちない。」
「自分でできるところまでキレイにしたい!」
そんな方の最終手段として考えていただけると良いかと思います。
研磨力が高いことはもちろん、鏡を傷つけにくい特殊な加工がされています。
汚れ落ちだけでなく使いやすさも計算されているので、扱いが不安な方にもおすすめです◎
傷がつきやすい場所を掃除する際はプロに依頼するがおすすめですよ。
>>頑固な汚れを落としたいなら…薬剤の扱いに慣れたプロに依頼するのがおすすめ!
そして蛇口やシャワーヘッドには、薄手なクロスタイプのスポンジが活躍します。
場所に合わせて使う道具を選んで、隅々までしっかりキレイにしてくださいね!
タオルのように薄いスポンジが細かい部分にフィットして汚れを落とします。
程度の軽い水垢なら、洗剤なしでもキレイにできちゃいますよ◎
さきほど紹介したスポンジよりも少し分厚くなりますが、形を変えて使える便利なスポンジです。
2つ折りにしたり挟んだりして使えるので、浴槽の掃除にも活用できますね◎
シャワーヘッドを掃除するときに気を付けたいのがシャワー穴にたまった水垢です。
シャワー穴にたまった水垢は、クエン酸水で汚れを浮かせて落としていきましょう!
- ①シャワーヘッドをクエン酸水にひたして2時間放置する(水1Lにクエン酸大さじ1)
- ②シャワーヘッドのまわりをスポンジでこすり洗いする
- ③仕上げに5秒~10秒ほどシャワーを流す
これで汚れ落ちばっちりですよ!
シャワーヘッドには気づかぬうちに汚れがたまっているものです。
定期的に掃除をして、シャワー穴などの細かい部分も清潔に保つことを心がけましょう!
【壁・とびら】軽い力で汚れ落ちOK!研磨力のあるスポンジで汚れを削りとろう
壁やとびらにつく水垢は他の場所に比べて汚れが目立ちにくく、なかなか手が回らない部分です。
気付いたときには「汚れがこびりついていた」なんてこともありますよね。
このような場所に付く水垢は、粗いスポンジで汚れをけずり取るようにこすり洗いします。
研磨粒子がはいったナイロンと、きめ細かい泡を作り出すスポンジの二面。
これさえあれば、浴槽から壁、とびらまで十分お掃除できちゃいます◎
一つのスポンジでお掃除を完結させたい方におすすめですよ!
粗いタイプのスポンジがこびりついた水垢を落とします。
持ち手が収縮可能なので、高い位置から低い位置までばっちりキレイにできますよ!
【天井】高い位置にはブラシタイプのスポンジが大活躍!
手が届かず、なかなか掃除がしにくいと思われている天井も道具を選べば楽に掃除できちゃいます!
天井には直接水をかけて掃除することができないので、長い持ち手がついたスポンジがおすすめ。
研磨粒子が入ったクリーナーで洗剤いらず!水だけで黒カビをしっかり落とします!
角度を調整すれば水が天井から頭や腕に落ちてくることもないので、高いところのお掃除にぴったりです◎
天井についたホコリは水で絞ったスポンジでこすり洗いするだけでも十分ですが、重曹水(水100mlに重曹小さじ1)を使うともっとキレイなります。
気になる汚れがあるときは、重曹水でこすり洗いしてみてくださいね♪
換気扇のチェックも忘れずに!ファイバークロスで汚れを拭き取ろう
換気扇が汚れていると空気中に含まれるホコリが舞い上がってカビや雑菌が繁殖しやすくなります。
換気扇を外側から拭き掃除したことがあるという方は多いかもしれませんが、フィルターが汚れていては意味がありません。
月に一回はフィルターをチェックして、空気の通り道を確保しましょう。
- ①換気扇の電源を切る
- ②換気扇の横にあるつまみを押してフィルターを外す
- ③フィルターについた汚れを掃除機で吸う
- ④小ブラシ、使い古した歯ブラシでこすり洗い
お風呂の換気扇にはカバーが外れるもの・外れないものがあります。
下にひっぱってみてはずれるようであれば、外のカバーと合わせて内部も軽く水拭きしておきましょう。
吸水性がよくて乾きも早いので、これ一つで水拭きから乾拭きまで出来ちゃいます◎
使う場所や用途によってクロスの色を使い分けられるのも嬉しいですよね。
お風呂場をキレイに保つ「4つの習慣」とは
お風呂は毎日掃除をしても湿気や水分で汚れが発生しやすい場所です。
そのため、掃除の手間を短縮するためには日々のお手入れがとっても重要になります!
これから毎日出来る4つのことを習慣にすれば、頑固なカビや汚れに悩むことがグンと減るはず。
入浴からお風呂を上がるまでの間に出来ることなので、ぜひやってみてくださいね!
①入浴後は浴槽全体を冷水で洗い流す
入浴中に使ったシャンプー・リンスなどの洗浄剤は、乾くと落としにくくなるだけでなく、カビやヌメリなどの菌を繁殖させる原因になります。
温水を使うと室内の下がるのに時間がかかってしまうので、冷水で洗い流すようにしましょう。
②湯船のお湯を抜く時は湯船をこすって汚れを洗い流す
湯船からお湯を抜くと、浴槽の内側にはお湯に浮いた皮脂や垢が残ります。
放置すると汚れが乾いて落としにくくなってしまうので、お湯をぬくときにスポンジで軽くこすり洗いしておきましょう。
③入浴後2時間の換気で湿気を飛ばしてカビの繁殖を抑える
入浴後の浴室は湿気がたまりやすく、菌が繁殖しやすくなっています。
浴室を出る際は2時間窓を開けて、室内に湿気がこもらないようにしましょう。
④鏡に水滴は残さない!タオルで一拭きして水垢を予防
水垢は重なれば重なるほど落としにくくなります。
浴室内、特に鏡には水分を残さないようにしましょう。
頑固な汚れを落としたいなら…薬剤の扱いに慣れたプロに依頼するのがおすすめ!
毎日しっかりお掃除しているつもりでも、浴室全体をキレイに保つのは大変ですよね。
汚れの種類や場所によって洗剤を変えるのは面倒ですし、自分で扱える薬剤にも限りがあります。
さらに、こびりついた汚れを落とそうとして素材を傷つけてしまう可能性もあります。
- こびりついた汚れをなんとかしたい
- 自分では手が回らない細かい部分の汚れを落としたい
- 浴槽のエプロン内部など、見えない部分もキレイにしたい
そんな方は、プロに依頼するのがおすすめです。
プロに依頼して浴室内をキレイにすれば、こびりついた汚れもスッキリ落とせて、次回以降の掃除が楽になりますよ!
普段自分で出来る掃除をすることはもちろん、年に一度はプロに依頼して、浴室全体をキレイに保てるといいですね。
プロにお風呂掃除を依頼するなら、相談・見積り無料のみんなのハウスクリーニングへどうぞ!
まとめ
お風呂掃除を楽にするためには、場所や汚れによって洗剤やアイテムを使い分けることが大切です。
- 皮脂汚れにはアルカリ性の洗剤
- 水垢には酸性の洗剤
- カビには塩素系漂白剤
このように汚れと逆の性質を持つ薬剤をつかうと、汚れが落としやすくなりますよ!
掃除に使うアイテムをえらぶときも、場所に合わせて使い分けることで効率よく掃除をすることができます。
- 傷が付きやすい場所はやわらかいスポンジ
- スポンジが滑りにくい床、細かい部分の掃除にはハンディブラシ
- 鏡や金属部にはメラミンスポンジ
- カベや天井などの高い場所にはブラシタイプのスポンジ
などなど・・・
お風呂では、使う道具を変えることで掃除が劇的に楽になることがあります。
毎日使い、掃除する場所だからこそ、日々の手入れをおこたらず、掃除のポイントを抑えて効率よく掃除できるようにしましょう!
この記事で紹介した内容が、あなたの生活のお役に立てばうれしいです。
お風呂掃除の豆知識